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プリンターの処分方法|複合機の捨て方と無料回収・費用の目安

プリンターの処分方法 不用品回収
📅 最終更新日:2026年8月21日|✍ かたづけガイド編集部が作成・確認
✔ この記事の結論
家庭用プリンターは、多くの自治体で粗大ごみ(400〜1,000円程度)または小型家電の窓口回収として処分できます。小型家電の回収ボックスは投入口が小さく、家庭用プリンターはほとんど入りません。買い替えなら購入店の引き取り、外に運び出せないなら宅配便での小型家電リサイクル、他にも不用品があるならまとめて回収が効率的です。方法にかかわらず、インクカートリッジの抜き取りと本体設定の初期化は必ず先に済ませてください。

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🤔

「プリンターは小型家電だから回収ボックスに入れればいい」と思われがちですが、投入口に入る大きさはかなり限られます。ボックスの前まで運んでから引き返すことにならないよう、先に本体の幅と奥行きを測っておくと確実です。
プリンターの処分でよくある悩み

  • 小型家電なのか粗大ごみなのか、自治体のページを見ても判断がつかない
  • 回収ボックスに入らない大きさだった
  • インクカートリッジやトナーをどうすればいいかわからない
  • ファクスの履歴や無線の設定が残ったまま捨てるのが不安
  • パソコンや古い家電も一緒に片付けたいが、手続きが別々で面倒

プリンターは何ごみ?まず自治体の分別を確認する

家庭用のプリンターや複合機は、多くの自治体で「小型家電」または「粗大ごみ」として扱われます。どちらになるかは本体の大きさで決まることが多く、一辺が30cm(自治体によっては50cm)を超えるかどうかが目安の境目になります。A4対応の家庭用複合機は幅が40cm前後あるため、粗大ごみに振り分けられるケースが目立ちます。

ここで迷いやすいのが、駅や市役所に置かれている小型家電の回収ボックスです。投入口はおおむね15cm×30cm程度のことが多く、家庭用プリンターは物理的に入りません。ボックスに入らない大きさの小型家電は、窓口での持ち込み回収や粗大ごみ受付に回す運用になっている自治体がほとんどです。

つまり「小型家電リサイクルの対象品目に入っている」ことと「回収ボックスに投入できる」ことは別の話です。お住まいの市区町村のごみ分別辞典で「プリンター」または「複合機」を引き、回収ボックス・窓口持ち込み・粗大ごみのどれに該当するかを最初に確かめてください。

プリンターの処分方法5つと費用の目安

プリンターの処分方法5つと費用の目安

家庭用プリンターの手放し方は、大きく5つに整理できます。費用の差はそれほど大きくないため、実際には「他にも処分したい物があるか」「自分で運べるか」で選ぶことになります。

方法 費用の目安 向いているケース
自治体の粗大ごみ 400〜1,000円程度 プリンター1台だけを確実に処分したい
小型家電の窓口回収・回収ボックス 無料〜数百円 小型のプリンター、自治体が受け入れている場合
家電量販店の引き取り 無料〜2,000円程度 買い替えと同時に手放したい
宅配便での小型家電リサイクル 無料〜1,500円程度 外に運び出せない、パソコンも一緒に出す
不用品回収業者 単品3,000円前後/まとめて割安 他の家具・家電もまとめて片付けたい

単品で見ると自治体の粗大ごみが最も安く済みます。一方で、引っ越しや部屋の片付けで不用品がまとまって出ている場合は、1点ずつ手続きをするより一度にまとめて引き取ってもらったほうが総額も手間も抑えられることがあります。

なお、プリンターは買取市場がほぼ成立していません。詳しくは後半で触れますが、「売ってお金にする」ではなく「いくらで手放せるか」で比較するのが現実的です。

自治体の粗大ごみで出す手順

自治体の粗大ごみで出す手順
粗大ごみ収集の申し込みから排出まで

1自治体の粗大ごみ受付センター(電話またはインターネット)に申し込む
2品目「プリンター」または「複合機」を伝え、料金と収集日を確認する
3コンビニなどで処理券(有料ごみ処理券)を購入する
4処理券に受付番号・氏名を書き、本体の見えやすい場所に貼る
5収集日の朝、指定された場所に自分で運び出しておく

料金は自治体によって幅がありますが、家庭用プリンターは400〜1,000円程度に設定されていることが多い品目です。申し込みから収集日までは1〜2週間ほどかかるため、引っ越しの直前に慌てて申し込むと間に合わないことがあります。

自分で運び出せない場合は、自治体によっては別料金で屋内からの持ち出しに対応していることもありますが、対応していない自治体のほうが多数派です。運び出しが難しいときは、後述する回収業者を検討したほうが早く片付きます。

💡 時短のコツ:処理施設に直接持ち込めば、収集を待たずにその場で処分できます。持ち込みのほうが料金が安く設定されている自治体もあるため、車を出せる方は「持ち込み」の料金表も確認してみてください。

家電量販店の下取り・引き取りサービスを使う

新しいプリンターを買い替えるタイミングなら、購入した店舗で古い機種を引き取ってもらえないかを確認するのが手堅い方法です。店舗によって条件が異なり、買い替えを条件に無料、単体持ち込みは有料という設定になっていることがよくあります。

有料の場合の目安は数百円から2,000円程度です。ネット通販で買い替える場合も、購入時のオプションとして古い機種の引き取りを選べることがあります。配送と同時に引き取ってもらえるため、運び出しの手間がかからないのが利点です。

注意したいのは、引き取りの対象が「同じ種類の製品1台」に限られることが多い点です。プリンターと一緒に古いパソコンやモニターも処分したい場合は、対象外になることがあるため事前に確認しておきましょう。

宅配便での小型家電リサイクルを使う

宅配便での小型家電リサイクルを使う

国の認定を受けた事業者が、宅配便でパソコンや小型家電を回収する仕組みがあります。自治体と連携している場合が多く、申し込むと箱に詰めて送るだけで手続きが完了します。外に運び出せない方や、平日の収集日に在宅できない方に向いた方法です。

料金は1箱あたり無料から1,500円程度が目安です。パソコンを一緒に入れると1箱分の料金が無料になる仕組みを設けている事業者もあるため、古いパソコンが眠っているなら同梱すると効率がよくなります。

箱の大きさには上限があります。3辺合計140cm程度までとしている事業者が多く、A3対応の大型複合機だと入りきらないことがあります。申し込み前に本体の外寸を測っておくと確実です。

✓ 回収事業者が国の認定を受けているか(自治体のサイトに案内があるか)
✓ 箱のサイズ上限に本体が収まるか(3辺合計と重量)
✓ データ消去の対応(有料か無料か、証明書が出るか)
✓ 回収できない品目に該当しないか(インク残量、乾電池、バッテリー類)

不用品回収業者にまとめて引き取ってもらう

プリンター1台だけを回収業者に頼むと、出張費を含めて3,000円前後かかることが多く、割高に感じられます。この方法が生きるのは、他にも処分したい家具・家電がまとまっているときです。

軽トラックの積み放題プランなら、パソコン・モニター・古いテレビ・カラーボックスなどをまとめて載せて定額で引き取ってもらえます。1点ずつ粗大ごみを申し込んで運び出す手間を考えると、在宅ワークの機器を一式入れ替えるようなケースでは十分に選択肢になります。

依頼する際は、一般廃棄物収集運搬の許可(または自治体の委託)を受けているかを確認してください。家庭から出るごみを運ぶには市区町村の許可が必要で、これを持たない業者による無許可回収は不法投棄などのトラブルにつながることがあります。

プリンターは買取できる?値がつくケースとつかないケース

結論からいうと、家庭用のインクジェットプリンターは買取価格がつかないのが原則です。本体価格が安く、消耗品であるインクのほうが利益になるビジネスモデルの製品なので、中古市場の需要が育ちません。

例外的に値がつくのは、写真印刷向けの上位機種、A3ノビ対応の大判機、業務用のレーザープリンター、そして発売から2〜3年以内で付属品と箱がそろっているものです。それでも数千円程度と考えておくのが無難です。

「売れないなら捨てるしかない」と諦める前に、同時に手放したい物を見渡してみてください。パソコン本体、周辺機器、使っていない家電がまとまっているなら、処分と買取を一度に相談できる先を選んだほうが結果的に負担が軽くなります。

捨てる前にやること①:インクと用紙を抜く

捨てる前にやること①:インクと用紙を抜く

本体を処分する前に、インクカートリッジ(またはトナー)と給紙トレイの用紙を必ず取り出しておきます。インクが入ったまま横に倒すと、輸送中に漏れて周囲を汚す原因になります。

取り出したインクカートリッジは、本体とは別ルートで処分します。メーカー共同の回収箱が家電量販店や一部の公共施設に置かれていることがあり、そこへ入れるのが最も手軽です。回収箱が近くにない場合は、自治体の分別ルールに従って捨てることになります。

トナーカートリッジは粉状のトナーが飛散しやすいため、袋に入れて口を縛ってから出してください。レーザープリンターの場合、メーカーが使用済みトナーの回収窓口を用意していることもあります。

💡 注意:インクカートリッジは自治体によって「燃やせないごみ」「プラスチック製容器包装」など扱いが分かれます。本体と同じ扱いにはならないため、分別辞典で個別に確認してください。

捨てる前にやること②:本体に残る情報を消す

見落とされがちですが、プリンターにも情報が残ります。無線LANの接続設定(SSIDとパスワード)、ファクス機能付き複合機の送受信履歴や短縮ダイヤル、本体メモリに保存されたスキャンデータなどです。

多くの機種には「設定のリセット」「すべての設定を初期化」といったメニューが用意されています。操作パネルの設定メニューから初期化を実行すれば、ネットワーク設定と登録情報がまとめて消えます。取扱説明書が手元になくても、メーカーの公式サイトで型番を検索すれば手順を確認できます。

ファクスの受信データが本体メモリに残っている機種は、初期化の前に印刷または転送で吐き出しておくと安心です。内蔵ストレージを持つ業務用の複合機は、専用のデータ消去機能が用意されていることもあります。

処分前チェックの順番

1受信済みのファクスデータを印刷・転送して取り出す
2本体メモリのスキャンデータ、登録した宛先を削除する
3設定メニューから「すべての設定を初期化」を実行する
4インクカートリッジ・トナーを抜き取る
5給紙トレイの用紙、外付けのUSBメモリやSDカードを外す

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業務用の複合機・リース機は扱いが違う

業務用の複合機・リース機は扱いが違う

事務所や店舗で使っていた複合機は、家庭用とはルートが分かれます。まずリース契約の機械は所有者がリース会社なので、勝手に処分することはできません。契約書を確認し、返却の手続きを取ってください。

自社で購入した機械であっても、事業活動に伴って出るものは事業系の廃棄物として扱われます。家庭ごみの集積所に出すことはできず、産業廃棄物の許可を持つ業者、または自治体が指定する方法で処理します。

個人事業主が自宅兼事務所で使っていた場合は判断が分かれるところですが、事業で使っていた実態があるなら事業系として相談するのが安全です。判断に迷うときは自治体の窓口に確認してください。

「無料回収」をうたう業者で注意したいこと

「小型家電無料回収」と書かれたトラックが巡回していたり、ポストにチラシが入っていたりすることがあります。すべてが悪質というわけではありませんが、トラブルの相談が全国の消費生活センターに寄せられているのも事実です。

典型的なのは、無料と聞いて運び出してもらった後に「これは有料品目だった」と高額な料金を請求されるパターンです。トラックに積んでしまってからでは断りにくく、その場で支払ってしまう例が少なくありません。

回収を頼むときは、作業前に見積書を出してもらい、追加料金が発生する条件を確認してください。会社名・所在地・許可番号が明示されているか、電話番号が固定電話かどうかも判断材料になります。少しでも不安を感じたら、その場で契約せず持ち帰って比べるのが賢明です。

こんな声かけには一度立ち止まる

  • 「今日ならタダで持っていける」と即決を迫ってくる
  • 見積書を出さず、口頭でしか金額を説明しない
  • 会社の所在地や許可の有無を聞くと話をそらす
  • 積み込んだ後になって「これは有料」と言い出す

費用を抑えるための考え方

費用を抑えるための考え方

プリンター単体で見れば、費用の差は数百円から数千円の範囲に収まります。そこで削るより、手続きの回数と運び出しの手間を減らすほうが実質的な節約になります。

例えば粗大ごみを3点別々に申し込むと、受付・処理券の購入・排出をそれぞれ行うことになります。同じ日にまとめて申し込めば処理券の購入は1回で済み、収集日も揃えられます。点数が増えるほど、まとめて回収してもらう方式との差は縮まっていきます。

買い替えが決まっているなら、購入と同時に引き取ってもらうのが最も無駄がありません。処分だけを先に済ませてしまうと、印刷が必要になったときに困る場面も出てきます。順番としては、新しい機種を用意してから古い機種を手放すのが安全です。

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よくある質問

ここまでで触れきれなかった、細かい疑問をまとめます。

質問 答え
電源コードやケーブルも一緒に出せる? 本体に付けたまま出せる自治体が多いですが、ケーブル類は金属資源として別回収の地域もあります
壊れて動かないプリンターでも回収してもらえる? 処分としては問題ありません。買取は期待できないため、費用のかからない方法を選びます
インクが残ったままでも大丈夫? 本体に装着したままだと漏れる可能性があります。抜いてから出してください
購入時の箱がないと引き取ってもらえない? 処分には不要です。買取に出す場合のみ査定額に影響します

自治体ごとの細かい違いは、公式サイトのごみ分別辞典で確認するのが確実です。「プリンター」で出てこない場合は「複合機」「コピー機」「小型家電」でも検索してみてください。

まとめ:大きさで分別が決まり、他の不用品とまとめると効率がよい

家庭用プリンターの処分は、まず自治体の分別を調べるところから始まります。回収ボックスには入らないサイズがほとんどなので、実際には粗大ごみか窓口回収、あるいは買い替え時の引き取りに落ち着くことが多いはずです。

費用は400〜2,000円程度の範囲に収まりますが、インクの抜き取りと本体設定の初期化だけは方法にかかわらず必要です。無線LANの設定やファクスの履歴が残ったまま手放すことのないようにしてください。

他にも処分したい物がまとまっているなら、1点ずつ手続きをするより一度に引き取ってもらうほうが早く片付きます。まずは手元の不用品を書き出し、総量で比べてみるところから始めてみましょう。

📚 この記事の参考・出典

本記事は、公的機関の情報や一般的な費用相場をもとに、かたづけガイド編集部が作成・確認しています。制度や費用相場は時期・地域・事業者により異なるため、最新かつ正確な情報は各機関や各自治体でご確認ください。

パソコンや周辺機器も一緒に片付けるなら

プリンター1台だけを回収に出すと、出張費の分だけ割高になります。古いパソコン、モニター、使っていない家電がまとまって出ているなら、一度に引き取ってもらったほうが総額を抑えられることがあります。料金は品目と量で変わるため、まずは無料見積もりで比べてみてください。

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